癌や成人病を治療中の包茎手術は仙台中央クリニックへ
癌や成人病における包茎手術
癌や成人病と包茎手術
癌や成人病で治療中に包茎の状態が進行し、包茎手術が必要になることがあります。しかし、癌や成人病の治療中は、術中の出血が増えることや、細菌感染を起こす可能性が高くなるために、手術を断られることがあります。仙台中央クリニックでは、病状や内服薬を詳しくお聞きした上で、出来るだけ手術をお引き受けしています。
癌治療に伴う包茎手術
癌治療では、手術や抗がん剤投与、放射線療法が行われます。入院が長期に及ぶことや、入退院を繰り返すことがあります。入院中は入浴が制限されることから、陰部の衛生が保てなくなり、包茎の状態が悪化する場合があります。
成人病を伴う包茎手術
成人病、生活習慣病とは、不規則な生活習慣の積み重ねによって、40歳ごろから問題になる病気の総称です。 具体的には、肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞などを指します。初期には、症状がほとんど無い為に、特に気にかけない方も多いと思います。しかし病状が進行すると、症状が出現し、治療や検査のために入院が必要になることが多々あります。成人病の治療や入院に伴い、包茎が進行することがあり、包茎手術を希望される方がいらっしゃいます。
糖尿病による包茎の進行
糖尿病を合併すると、包茎の状態が進行することが知られています。糖尿病では、包皮の亀裂を生じ、亀頭包皮炎の再発を繰り返すことで、徐々に症状が強くなります。包皮の絞扼も強くなって剥け難くなります。痛みが増強する場合もあります。包茎手術を希望されても、細菌感染を起こし易いことや、術後の出血が起こり易いことから、手術の難易度が高くなり、手術を引き受けてもらえないことがあります。
脂質異常の包茎
脂質異常症とは、血液中にふくまれるコレステロールや中性脂肪が、基準よりも多い状態のことを示し、高脂血症と言われることもあります。動脈硬化を起こしやすくなり、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高くなります。お腹に脂肪が貯留すると、陰茎が下腹部に埋まり易くなり、包皮が被り包茎が悪化します。
癌と包茎手術
癌の治療中は、抗がん剤による化学療法や放射線療法を受けていることで免疫が低下し、細菌などに感染しやすくなっているため、包茎手術のリスクが高くなります。手術を行うためには主治医と連携を取ることが安全です。ただし、どうしても主治医と連絡を取りたくないという場合には、治療経過や内服薬の内容を詳しくお聞きした上で、連携なしで手術を行ことが出来る場合があります。
癌や成人病における包茎手術の適応
- 長期入院により包茎が悪化した。
- 入院中の衛生管理が出来ない。
- 再入院に備え、衛生管理の心配をなくしたい。
- 包皮に亀裂を生じ排尿時に沁みる。
- 包茎のために性交渉が出来ない。
- 勃起時に痛みがある。
成人病や癌と包茎手術リスクやデメリット
- 傷の癒合不全を起こすことがあります。
- 出血の可能性が高くなることがあります。
- 細菌感染を認めることがあります。
- 既往症や服用中のお薬によって主治医との連携が必要になる場合があります。
成人病や癌と包茎手術ビフォーアフター症例写真

![]() |
58歳、既婚。膵臓癌後の包茎手術 |
![]() |

