血液サラサラ薬服用中の包茎手術は仙台中央クリニックへ

49歳、未婚。包茎手術、埋没陰茎修正手術
症例経過：心筋梗塞により血液サラサラ薬を服用中の症例です。亀頭包皮炎を繰り返すために包茎手術を希望され他院を受診したところ、血液サラサラ薬を服用中の方の手術は出来ませんと断られ、仙台中央クリニックに御相談頂きました。診察したところ、埋没症状の強いタイプの包茎で、亀頭包皮炎を併発していました。心臓の主治医に連絡を取りたくないので、血液サラサラ薬を休止しないでどうしても手術したいと希望されました。病歴や内服薬を詳細にお聞きしたところ、休薬せずとも手術は可能で有ると判断し、包茎手術を行いました。余剰包皮を切除し陰茎堤靭帯を固定して埋没陰茎を修正して亀頭を露出しました。
症例解説：血液サラサラ薬を内服している場合、原則的に主治医と連絡を取って休薬してもらっています。薬の種類によって休止する期間が違いますので、自己判断で中止するのではなく主治医の指示を仰ぐことが安全です。しかし、どうしても主治医に包茎手術をすることを知られたくない、連絡を取りたくないという場合には、休薬しないで治療出来ることも有ります。薬の種類や病歴により全例においてお引き受けできるとは言えませんが、出来るだけ希望通りになるよう便宜を図っています。厳格な管理により安全に手術を行う必要が有ります。血液サラサラ薬服用中の包茎手術は術後腫れが強くなるリスクやデメリットが有ります。

48歳、既婚。包茎手術、埋没修正
症例経過：7年前に脳梗塞を発症し、その後、血液サラサラ薬を服用している症例です。包皮に亀裂が生じ、排尿時や入浴時に沁みるような痛みを伴う様になり、衛生管理が難しくなってきたため、包茎手術を決意されましたが、血液サラサラ薬を服用中のため、術中、術後の出血リスクが高まることが懸念されました。血液サラサラ薬を服用していても手術を行ってくれるクリニックを探し、仙台中央クリニックにご来院いただきました。診察の結果、陰茎の埋没が顕著で有り、包皮口には狭窄と亀裂が認められました。病状の進行から、早期治療が望ましいと判断し、手術を実施しました。手術では、陰茎の埋没を修正して陰茎を体外へ引き出し、亀裂と狭窄を伴う余剰包皮を切除し亀頭を露出させました。術後は、出血や感染リスクに十分注意しながら経過観察を行いました。結果として満足のいく仕上がりとなり、衛生状態が大幅に改善されました。
症例解説：仙台中央クリニックでは、血液をサラサラにする薬を服用中の方の包茎手術にも積極的に対応しております。一般的に、脳梗塞で血液サラサラ薬を服用している方は、手術時の出血リスクが高いため、事前に休薬が必要とされます。しかし、休薬を行うことで血液が固まり易くなり、脳梗塞の再発リスクが高まる可能性が有ります。そのため、手術を希望される方は、まず主治医に休薬の可否を相談することが望ましいですが、「主治医に包茎手術を受けることを伝えづらい」「誰にも知られずに手術を受けたい」と考える方も少なく有りません。当院では、麻酔や止血処置を工夫することで、出血リスクを軽減した手術方法を採用しており、休薬に不安が有る方でも、出来るだけ血液サラサラ薬を休薬せずに手術を行っています。手術を検討されている方は、ぜひご相談ください。なお、血液サラサラ薬を服用中の方が包茎手術を受ける場合、術後の出血や細菌感染により複数回の通院が必要になるリスクが有ります。事前の十分な説明と適切なフォローが重要です。

44歳、既婚。血液サラサラ薬服用中の包茎手術、埋没修正、コンジローム除去
症例経過：5年前に心筋梗塞を発症し、血液サラサラ薬を服用していた症例です。また糖尿病も有り、包皮に亀裂が生じていました。包皮の裂傷を繰り返すうちに症状は悪化し、剥けにくい状態となっていました。更に、包皮の内側には小さなイボ状の突起が現れ、日に日に数が増加し、形状も不整となっていきました。インターネットで調べた結果、その形状が性感染症であるコンジロームに酷似していることがわかり、これまでの身体的苦痛に加えて精神的な不安も強まった為に、仙台中央クリニックを受診されました。診察の結果、陰茎は著しく埋没しており、包皮は亀裂によって狭窄し、弾力を失っていました。さらに包皮内板にはコンジロームが散在している状態でした。血液サラサラ薬を服用していることと、糖尿病が有ることから、高難度と考えられましたが、現在の症状と本人の強い希望から、手術が出来ると判断し、治療をお引き受けしました。手術では、まず埋没陰茎を適切に体外へ引き出し、余剰包皮を切除した上でコンジロームを除去しました。術後経過は良好で心配された術後の出血も有りませんでした。痛みや感染症の不安から解放され安心していました。
症例解説：心筋梗塞と糖尿病で内服治療を行っていると、手術の難易度が高くなり治療を引き受けてくれる施設は限定されます。特に、血液サラサラ薬は、術後出血の危険性が大きくなり、厳重な術後管理が必要です。また糖尿病性包茎では、包皮が外的刺激により損傷を受け易く、これを繰り返すことで包皮炎や感染症のリスクが高まります。これらの治療として、硬化した余剰包皮を切除が必要です。損傷を受け易い部位を取り除くことで、恥垢の蓄積を防ぎ清潔な状態を維持し易くなり、繰り返す包皮トラブルが解消され、衛生環境が改善し、感染が予防されます。更には機能的な改善にも繋がり、根本的な治療として有効です。ただし、血液サラサラ薬服用中の包茎手術には、血腫が生じるリスクが有ります。慎重な術後管理が重要です。

57歳、未婚。包茎手術、埋没修正
症例経過：数年から糖尿病により加療中で、半年前に冠動脈のステント手術を受けた症例です。ステント手術後は血液サラサラ薬を継続的に服用していました。1か月くらい前から、糖尿病性の包茎が進行し、包皮口が狭くなり、剥け難くなったため、包茎手術を希望しました。自宅近くの複数のクリニックに問い合わせたところ、いずれも血液サラサラ薬の休薬が必要と言われ、手術を引き受けてもらえませんでした。血液サラサラ薬を服用中でも安全に手術を行っている仙台中央クリニックの情報を知り、首都圏から新幹線を利用して、仙台中央クリニックを受診されました。診察の結果、陰茎が下腹部に埋もれる埋没型包茎で、包皮輪の絞扼が認められました。心臓の主治医に血液サラサラ薬の中止はできないと言われており、休薬をせずに手術を受けたいというご希望をお持ちでした。詳細な診察と術前検査の結果、血液サラサラ薬の休止をせず手術を実施出来ると判断し、手術をお引き受けしました。手術では、まず埋没していた陰茎を適切に体外へ引き出し、その上で余剰包皮を切除し、亀頭直下で丁寧に縫合しました。術後経過は極めて良好で、懸念された出血も認められず、通常どおりのスケジュールで順調に治癒しました。基礎疾患の治療を中断することなく、包茎の悩みを解消出来、満足頂きました。
症例解説：心疾患や脳血管疾患などの治療で血液サラサラ薬を服用している場合、手術には慎重な対応が求められます。血液サラサラ薬は血液を固まり難くする作用が有り、手術中の出血リスクや術後の止血困難を招き易くなります。多くのクリニックでは出血のリスクを避ける目的で一時的な休薬を求めます。しかし、基礎疾患によっては休薬そのものが血栓症などの重篤な合併症を引き起こす恐れが有り、休薬が簡単でないことが有り、治療を望んでいても、血液サラサラ薬を服薬していることを理由に手術を断られてしまいます。血液サラサラ薬を継続したまま安全に包茎手術を行うためには、高度な外科技術、厳重な止血対策、術後の徹底した管理体制が不可欠です。服薬を中止せずに治療を施術できれば、排尿や衛生面の問題を解消するだけでなく、基礎疾患の治療を中断するリスクも回避出来ます。他院で服薬中のため手術不可能とされた方でも、血液サラサラ薬服用中の手術経験と体制を備えた専門クリニックに相談することで、安全かつ適切な治療を受けられる可能性が有ります。諦めず御相談いただきたく思います。血液サラサラ薬服用中の包茎手術は、傷の癒合に期間を要するリスクが有ります。