真性包茎で全く剥けない狭窄の包茎手術は仙台中央クリニックへ

HOME治療内容 > 真性包茎

真性包茎で全く剥けない

全く剥けない状態を、真性包茎と言います。真性包茎は、包皮炎を繰り返すことがある、勃起時に痛みを伴うことがある、性交渉が不能になることがあるなどの、多くの理由から、包茎手術の適応になります。

真性包茎による排尿困難

強度の包皮狭窄やピンホール状の狭窄のために、排尿に時間がかかる、包皮に一時尿が溜まってから排尿しているという場合には、腎機能に障害をきたすことがあり、早期に手術が勧められます。最悪の場合には腎不全になり、透析が必要になることも有り、注意が必要です。

真性包茎による包皮癒着

真性包茎で全く剥けない場合、包皮が癒着している場合があります。手術の際には、亀頭と包皮の癒着を剥離し、亀頭を形成する必要があります。そのようなケースでは、特に難易度が高い手術になります。

真性包茎による炎症

真性包茎は自分で包皮を翻転出来ないので、包皮内の洗浄が不可能です。衛生状態が悪化し炎症を繰り返します。炎症により痛みやかゆみが強く、薬や軟膏が効き難い場合には包茎手術の適応になります。

真性包茎に陰茎癌を合併

稀に、真性包茎に陰茎癌を合併することが有ります。繰り返す炎症が癌の発症を誘発している可能性が考えられています。包皮が被っている為、直接は分かりませんが、亀頭が大きくなってきた、亀頭の硬度が硬くなってきた場合には、陰茎癌を発症していることが有ります。

真性包茎に対する包茎手術

真性包茎に対する包茎手術は、包皮口の狭窄が強いこと、亀頭と包皮の癒着を生じることが有ること、包皮の炎症を合併していることが多いことなどから、仮性包茎の場合と比較して、手術の難易度が高くなります。術後の合併症を減らすためには、正確なデザインと丁寧な縫合が求められます。

真性包茎に対する手術のデメリットやリスク(稀なものを含む)

  • 細菌感染を合併することが有ります。
  • 腫れが長期に続くことが有ります。
  • 内出血を伴うことが有ります。
  • 術後出血を生じることが有ります。
  • 長期に亀頭痛に悩まされることが有ります。
  • 術後痛みが続くことが有ります。

真性包茎に対する包茎手術症例写真


ピンホール状の真性包茎


40歳、既婚。真性包茎、全く剥けない、ピンホール状の包皮狭窄
症例経過:全く剥けない真性包茎で、包皮に開いている包皮口がピンホール状であった症例です。尿は一時的に包皮内に貯留して、ピンホール状の穴からポタポタと落ちるようにして排尿されていました。このような状況では腎臓を傷める可能性があると言われ包茎手術を決意し受診していただきました。絞扼を解除して、真性包茎を治療しました。全く剥けないために、いろいろ悩まれたようですが、通常の形になり、排尿も楽になりました。
症例解説:尿が出にくいほど包皮口が狭く、一時的に包皮の中に尿が溜まり、ポタポタと落ちるように排尿しているという真性包茎の方がいらっしゃいます。このような場合、排尿が上手くいかず、腎臓の機能を傷害する可能性があります。最悪の場合腎不全に発展し、全身状態も悪化します。ピンホール状狭窄の場合は、早めに手術をすることをお勧めしています。真性包茎の手術は、細菌感染を合併するリスクがあります。



真性埋没包茎


28歳、独身。真性包茎、全く剥けない、ピンホール状狭窄
症例経過:真性包茎で包皮がピンホール状に狭窄している症例です。勃起しても、全く剥けず、性交時に痛みを生じる為、手術を決意して、仙台中央クリニックを受診されました。全く剥けない真性包茎で、陰茎は下腹部に埋まっていました。靭帯を補強して下腹部から陰茎を引き出し、短小を改善した上で、包皮を切除して真性包茎を治療しました。亀頭が露出され、通常の状態になりました。
症例解説:真性で短小の場合、陰茎を下腹部から引き出した上で、包皮を除去する必要があります。短小真性包茎は引き受けてくれるクリニックが少ないために、断られることもあり、遠方からご来院いただく場合があります。治るかどうか心配して来院されますが、短小と真性包茎を治療することでいわゆる通常の状態になります。真性包茎の手術は、腫れが続くリスクがあります。



ピンホール状真性包茎


52歳 既婚。真性包茎、全く剥けない、包皮炎
症例経過:以前は剥けていたものの、包皮炎を繰り返し、その度に剥け難くなり、真性包茎になってしまった症例です。包茎の進行によって、痛みが増強し性交渉が出来なくなった為、仙台中央クリニックに来院されました。診察したところ、包皮炎と強い絞扼が認められました。包皮を切除し絞扼を解除し、包茎が改善しました。また勃起時に突っ張るために裏筋の引き攣れも修正しました。完全に剥けるようになり、包皮炎が改善し痛みが無くなりました。
症例解説:剥けている仮性包茎が、何度も包皮炎を繰り返すと、真性包茎になってしまうことがあります。包皮炎のために包皮の狭窄が進行している状態で、特に痛みがある場合は手術をしないと改善は難しいようです。そのまま様子を見ても治らない時は早めにベテラン医師の元を受診するのが良いでしょう。真性包茎の手術は、長期に亀頭痛に悩まされるリスクがあります。



真性包茎について教えて下さい


▲ ページの先頭へ