傍外尿道口嚢胞は仙台中央クリニックに御相談ください

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傍外尿道口嚢胞

傍外尿道口嚢胞は外尿道口の片側あるいは両側にできる嚢胞です。米粒から1ⅽⅿ程度の水ぶくれができる状態です。袋状の構造物で内部に液体が貯留を認めます。男性乳児500人のうち3人に認めたという報告が有り、珍しい疾患では有りません。
傍外尿道口嚢胞に悩む男性

傍外尿道口嚢胞の原因

傍外尿道口嚢胞は、一般的に生まれながらの先天性と言われていますが、生まれたあと後天性の要因が加わり生じることが有るとの報告も有ります。後天的の要因として尿道の外傷、炎症、感染が関与しています。

傍外尿道口嚢胞排尿の問題

傍外尿道口嚢腫は先天性の嚢腫ですが、嚢腫が大きくなり、外尿道口を塞いでしまうと、尿線が乱れる原因となるので手術の適応となります。排尿障害など、機能的に問題がなければ放置してもかまいませんが、気になる人は専門のクリニックを受診して相談してみるといいでしょう。

傍外尿道口嚢胞の審美的な問題

傍外尿道口嚢胞は良性なので、増大や転移の心配は有りません。また性病でもなく人にうつることはありません。しかし美容的に印象が悪いので、他人からどの様に見られているか気になって仕方がない、美容的な面で許容範囲を超えているという場合には、完全摘除術を行います。

傍外尿道口嚢胞再発

傍外尿道口嚢胞の治療には、穿刺して嚢胞から中の液体を抜くことも有ります。しかしこの方法は再発し易いので、嚢胞の袋全体を取り除く手術方法が勧められます。

傍外尿道口嚢胞の治療

傍外尿道口嚢胞の治療法ですが、嚢胞から液体を抜いても再貯留することが多いため、嚢胞全体を取る手術が勧められています。手術は、局所麻酔で行い、嚢胞を切除し、出血を電気で凝固して止血します。
傍外尿道口嚢胞について説明する医師

傍外尿道口嚢胞リスクやデメリット(稀なものを含む)

  • 内出血を認めることが有ります。
  • 治療部位が凹むことが有ります。
  • 腫れが続くことが有ります。
  • 術後出血を生じることが有ります。
  • 一時的に尿が出づらくなることが有ります。

傍外尿道口嚢胞ビフォーアフター症例写真

傍尿道口嚢胞 症例写真

27歳、未婚。傍外尿道口嚢胞
症例経過:生下時から傍外尿道口嚢胞があり排尿にトラブルが有った症例です。排尿の度に尿が飛び散りトイレを汚していたため、治療を決意し、仙台中央クリニックに御相談頂きました。診察したところ、尿道口に水疱状の嚢胞が有り、良性の傍外尿道口嚢胞と考えられました。嚢胞全体を切除しました。術後は尿線が定まりトイレを汚すことがなくなりました。
症例解説:傍外尿道口嚢胞は尿道口にできる良性の水疱です。特に症状がなければ、そのまま放置して問題有りません。しかし次第に大きくなり、尿が飛び散る、炎症を繰り返す、見た目が気になるような場合には除去手術を行います。治療後は支障がなくなり安心して日常生活が送れます。傍外尿道口嚢胞除去は治療部位が一部凹むリスクが有ります。



傍外尿道口嚢胞 症例写真

62歳、既婚。傍外尿道口嚢胞、埋没修正、亀頭増大
症例経過:傍外尿道口嚢胞が有り、見た目が気になっていた症例です。病気ではないかと奇異な目で見られるのではないかという不安から、温泉や公衆浴場に行くことが出来ませんでした。嚢胞を除去し、気兼ねなく過ごせる様にしたいと希望し、仙台中央クリニックにご来院されました。診察の結果、陰茎の埋没に伴い亀頭の先細りが認められ、更に傍外尿道口嚢胞が肥大化し、尿道口を塞ぐ様に占拠していました。手術では、埋没陰茎を体外に引き出す修正術を行い、傍外尿道口嚢胞を尿道粘膜から嚢胞ごと切除しました。その後、切除部位を美容縫合し、亀頭部にはヒアルロン酸を注入して亀頭増大を行いました。術後は嚢胞の摘出により、自然な亀頭の形状となりました。これにより、外見上のストレスが軽減され、人目を気にせずに過ごせる様になりました。
症例解説:傍尿道口嚢胞は良性の嚢胞で生命を脅かすものでは有りません。しかし、その存在により、美容的に醜形を来たし、温泉や公衆浴場で恥ずかしい思いをする可能性が有ります。嚢胞の大きさや状態によっては、本人だけでなく周囲の人にも違和感を与えます。外観が気になる方は、除去手術が必要です。手術は短時間で完了し、日帰りでの対応が可能です。ただし、傍外尿道口嚢胞の手術には、嚢胞除去後にその部位が窪むリスクが有ることを理解しておく必要が有ります。



傍外尿道口嚢胞について教えてください

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