パイプカット、男性避妊術は仙台中央クリニックにお任せください

パイプカット

精管結紮という方法により精子を送る管を切断いたします。射精感は今までと全く変わり有りません。術後 5 回射精した後精液検査に来院していただきます。精液検査を行い、精子が残っていなければ、その後避妊は不要になります。

パイプカット手術が成功しガッツポーズをする男性

パイプカット手術症例


精管の露出と切除
精管の確認

38歳、既婚。パイプカット手術
症例経過:男性避妊手術としてパイプカットを希望した症例です。3人の子供に恵まれて、これ以上子供は望まないため、パイプカットを目的に仙台中央クリニックを受診しました。陰嚢に小切開を加え、精管を結紮切離しました。射精の感覚や精液の形状は変わることなく、避妊が可能になりました。
症例経過:パイプカットは、安全で確実な男性避妊術です。陰嚢に少切開を加えて、精管を露出します。上下で結紮した後に精管の一部を切除します。再癒合を防ぐために断端を電気凝固することも有ります。射精感や精液の状態は変わりません。切除した組織が精管であることを示すために、内腔を確認します。組織検査を行うことも有ります。パイプカット手術は内出血のリスクが有ります。



パイプカット手術 症例写真

32歳、既婚。パイプカット手術
症例経過:子供を望まないことから、夫婦で話し合い、実績のあるクリニックでパイプカット手術を希望された症例です。インターネットで情報収集を始めたところ、実際に手術を行っている医療機関が予想以上に少なく、情報を集めるのに苦労されたとのことです。そうした中で、手術実績や評判を知り、仙台中央クリニックにご来院いただきました。診察の結果、陰嚢の皮膚にやや肥厚が見られ、さらに精管が細めであることが確認されました。手術では、陰嚢の皮膚を小さく切開し、精管を露出させ、周囲の膜や血管を丁寧に剥離した上で、糸で結紮し、その間の精管を切除しました。精管は左右に1本ずつ存在するため、両側に対して同様の処置を行いました。手術は予想より短時間で終了し、術後は日常生活に支障なく、数日で痛みも落ち着き、快適に過ごすことができました。
症例解説:パイプカット手術は、実施している医療機関が限られているため、情報収集が難しい場合があります。この手術は、男性の避妊法として高い効果が期待できる方法ですが、高度な技術が求められます。万が一、精管以外の組織を誤って結紮してしまうと、避妊効果が得られないばかりか、術後に痛みや後遺症が残る可能性もあるため、十分な経験と技術を持つ専門医による執刀が必要です。近年では、低侵襲な手術法が確立されており、日帰りで安全かつ確実に手術を受けることが可能です。信頼できるクリニックを選ぶことで、適切な説明と術後フォローを受けながら、安心して手術に臨むことができます。パイプカット手術は、細菌感染のリスクが有ります。



パイプカット手術 症例写真

35歳、既婚。パイプカット手術
症例経過:パイプカット手術を希望するも、手術に対し不安感を抱いていた症例です。これまで外科的手術の経験がなかったため、不安や迷いを感じ、手術に対して躊躇されていました。しかし、パイプカット手術は術後の痛み、腫れ、出血などの合併症が非常に少なく、身体への負担が軽いことを理解されたことで、手術を決意され、仙台中央クリニックを受診されました。診察の結果、陰嚢にやや厚みがありましたが、精管は確保が可能でした。手術は左右の陰嚢に小切開を加え、精管の結紮を行う方法で実施しました。手術時間は短く、切開創も小さいため、回復は早く、低侵襲な手術となりました。
症例解説:男性の中には、人生で初めて受ける手術がパイプカット手術というケースもあり、手術に対する恐怖心や不安を抱かれることがあります。パイプカット手術は局所麻酔で行うため、通常30分程度で終了し、日帰りでのご帰宅が可能です。また、術後は傷跡が目立ちにくいという点も大きな利点です。手術は非常に安全性が高く、身体への負担も少ないため、安心して受けていただけます。家族計画の選択肢を広げ、より良い生活設計を支援する手段となり得ます。ただし、パイプカット手術は、陰嚢の内出血が生じるリスクがあるため、術後の経過観察が重要です。



パイプカット手術 症例写真

45歳、既婚。パイプカット手術
症例経過:今後妊娠を望まないということで、パイプカット手術を希望された症例です。術後の痛みや後遺症に対する不安を抱えていましたが、ホームページの症例を通じて、手術後には半永久的な避妊効果が得られ、機能への影響もなく、心理的な負担が軽減されることが分かり、仙台中央クリニックにご来院いただきました。診察の結果、精管はやや細めでしたが、陰嚢皮膚の上から精管の確保が可能な状態でした。手術では、陰嚢のシワに沿って約1〜2cmの小切開を行い、精子を運ぶ精管を露出して切断しました。断端は結紮後、電気メスで焼灼しました。体への負担が少なく、優れた避妊方法であることを実感されました。
症例解説:妊娠を望まないということで、パイプカット手術を希望される方がいらっしゃいます。快適で自由な生活を実現するための一つの選択肢となり喜んで頂いています。ただし、術後に患部の突っ張り感が生じるリスクがあることは理解しておく必要があります。



アフターケア

3 日間はテープ固定をします。

4 日目に自分でテープを外してもらいその後自分で消毒していただきます。やり方は手術後説明いたします。

4 日後からシャワー可能です。

10日後から入浴可能です。


パイプカット手術の注意事項や副作用(まれな可能性を含む)

  • 手術部位が細菌感染を起こし、化膿する場合が有ります。その場合再度来院していただくことが有ります。
  • 手術後、陰嚢が腫れることが有ります。
  • 手術後、精液に血液が混じることが有ります。
  • 手術後、出血を認めることが有ります。
  • 手術後、陰嚢に違和感を認めることが有ります。
  • 手術後の傷の治り方には個人差が有ります。心配事が有ればクリニックに連絡し医師の指示に従って下さい。
パイプカット手術について説明する医師


パイプカットQ&A


1.パイプカット(精管結紮術)とは、どのような手術ですか?

精巣からつくられた精子の通り道である精管を切断することで、精液中の精子をなくする男性避妊手術です。世界的に行われており、安全で高い有効率があります。精液中の精子のみを含有させなくする手術であり、去勢とは全く違います。手術後も性行為は、可能です。

2.パイプカット手術後精子はどこに行ってしまうのですか?

切断され精液中に混入されなくなった精子は、体内で分解吸収されてしまいます。

3.パイプカットの有効率は、どれくらいですか?

パイプカット(精管結紮術)後にはまだ精子がいるので約1ヶ月の期間に10回以上の射精が必要となります。パイプカットは男性の避妊法の中では最も有効率の高いものです。有効率はコンドームの約70~90%などに比べ、高い(99%以上)の有効率があります。

4.パイプカット後すぐに避妊効果は出ますか?

パイプカット(精管結紮術)、手術後すぐに効果は出ません。術後にはまだ精子がいるので10回程度の射精と約1ヶ月の期間が必要となります。術後精液検査で精子が無くなるまでは他の避妊法が必要になります。術後精子が3~6ヶ月間も残存していることも稀にあります。

5.パイプカット手術が可能な基準はありますか?

【1】お子様がいて今後つくらない意志のある方
【2】奥様の同意がある方
【3】奥様の健康上妊娠が負担になる方
です。手術時に奥様の同意書をお持ちください。

6.パイプカット手術の術後経過を、教えてください?

局所麻酔下に左右の陰のうの一部を小切開し、精管を結び、切断します。手術は約20~40分くらいで、術後は無理せず安静にしてください。腫れ・鈍痛などは少しずつ軽減していきます。

7.パイプカットをした後、性行為は、これまでと変わりますか?

精管結紮術は精子の遮断を行っているだけなので、性欲、性行為などには影響しません。もともと精液中の精子の占める割合は約1~5%くらいとわずかなので、精液の見た目・色・質感などは、ほとんど変化がありません。妊娠の不安が無くなり、奥様との関係が改善されることもあります。

8.パイプカットの合併症にはどんなことが考えられますか?

どんな手術にも合併症はありえます。パイプカット(精管結紮術)についても頻度としては稀ですが、術後出血による腫れ、感染、鈍痛の持続などがありえます。何かありましたらご連絡下さい。再度ご来院していただく場合もあります。

9.パイプカットで切断した精管は、もとに戻せますか?

切断後の再吻合は手術的に難しくなります。再吻合手術がうまくいっても妊娠が可能になるとは限りません。

パイプカットについて教えてください

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