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真性包茎の手術

真性包茎の手術

真性包茎は包皮の絞扼により、亀頭を露出出来ない包茎です。包皮に包まれた亀頭は成長を阻害され、先細りや過敏症になることがあります。衛生面でも好ましい状態とは言えず、痛みを伴うことも有るために、包茎手術を行うことをお勧めしています。

真性包茎手術の癒着剥離

真性包茎は、亀頭と包皮が癒着していることがあります。自然に癒着が剥離していくことは難しく、痛みや引き攣れを起こしますので、癒着剥離による真性包茎の手術を受ける必要があります。

真性包茎の手術時期

仮性包茎の場合には、思春期以降に包皮がスムーズに剥けるようになることが有るため、成人前まで様子を見たほうが良い場合があります。しかし真性包茎の場合は、成長に伴い自然に改善される見込みが低いために、早い時期での包茎治療が勧められます。また、真性包茎で、繰り返し起こる包皮炎を認める場合には、早期治療を考慮する必要があります。長く続く炎症により包皮と亀頭の癒着が進行するためです。更に、排尿時に包皮の先端部に尿がたまる、尿が出しにくい、排尿が妨げられるなどの症状がある場合も早期の手術適応となります。

ピンホール状態の強度狭窄除去の必要性

ピンホール状の真性包茎は、包茎によるトラブルを認めやすくなります。包皮口が異様に狭くピンホール状態で、尿をかろうじて排泄できる程度の穴しか開いていない真性包茎のタイプでは早期の手術が勧められます。包皮内に尿が溜まることや排尿障害、尿路感染症などが起こる可能性もあり、狭窄除去の治療が必要となります。また衛生管理が行き届かなくなるために炎症や亀裂を併発し、痛みや痒みの原因になります。

真性包茎手術の仕上がり

手術後の仕上がりが気になるという場合には、美容外科的包茎手術がお勧めです。一般病院で手術を受ける場合、真性包茎には保険が適用され、格安で治療を受けることが出来ます。しかし健康保険は病気を治すことを目的とし、機能的な面を重要視して治療が行われるため、美容面を考慮した仕上がりは期待できません。自然な仕上がりや、傷跡が目立たないようにといった審美性に配慮した手術を希望する場合は、自費診療対象です。本人の御希望と状態を考慮して、納得のいく医療機関を選択し治療を受ける必要があります。

仙台中央クリニックの包茎手術

真性包茎

18歳、独身。真性包茎、包茎手術
症例経過:真性包茎で全く剥けないという10代の症例です。痛みや痒みがあるために心配になり、親御さんと仙台中央クリニックを受診されました。包皮の絞扼が強く亀頭を露出することが出来ない真性包茎の状態でした。将来のこと考えて早めに包茎手術を希望されました。包茎手術により、絞扼部分を切除して、亀頭を露出されました。衛生状態が大幅に改善し、痛みや痒みがなくなりました。
症例解説:包皮が全く剥けない、痛みや痒みがあるということで、10代の方が、親御さんと受診されています。まったく亀頭を露出出来ない真性包茎の場合は、衛生状態が悪いために、ほとんどの場合で、手術の適応となります。誰でも手術をするのは嫌とは思いますが、症状を改善させるためには手術が必要です。手術後は衛生状態が大きく改善するために痛みや痒みの症状が劇的に改善します。真性包茎の手術は、亀頭の過敏症を呈するリスクが有ります。



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